踊るなんとか
そういえば前に業界紙の方に取材された件が、載っていたっけ。
匿名で。
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財務局登録 332社
知事登録 2058社
登録合計 2390社
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この2058社の意見なんて、誰も聞いてくれないのが毎度の常でして。
どうしてもデータの取りやすい、332社のことばかりが取りざたされて
業界の全てであるかのように世間に思われてしまっているのです。
今日も今日とて
小口金融市場に関する小委員会の記事。
大手とヤミ金とその数字とデータばっかり。
こんなやり取りを政治家と金融庁は毎度繰り返しているのねー。
小口金融も大手にさせる気なのでしょうか。
総量規制のおかげで多重債務者は減ったと思いますし、それは評価します。
しかし毎度いいますが、多重債務者は大手の競争によって作られたものです。
そしてハナから大手では借りることが出来ない(本当に小口を必要とする消費者)ものの
行き場までなくしてしまったのです。
需要がある以上そこにビジネスは必ず生まれてくる。しかしそのビジネスがともすれば
アウトロー化しないように、法律を守らせ管理把握する。
しかしここからがなんともボキャボラリーがない毎度のお役所仕事になっていってしまって
何回やってもつまらない案しか出てきていない。
小規模業者に対しての管轄は質屋と一緒で警察でいいんじゃないの。
グループ会社にはさせないとか、地域の庶民金融の相談窓口をかねさせるとか。
そういう借りなければならない人たちに税金で手を差し伸べることに
納税者は納得するだろうか。
事件は会議室ではわからないのよ、現場の意見聞かなくちゃ。