H2S

硫化水素自殺 相次ぐ二次被害に厳しい姿勢
7月16日15時40分配信 産経新聞


 硫化水素自殺はインターネットの書き込みをきっかけに増え始め、今年に入り多発した。大阪市城東区で発生した事件は巻き添えを狙った極めて悪質なケースだが、巻き添えを意図しない場合でも2次被害が相次いでいる。大阪市内では巻き添えによる負傷者が自殺者の数を上回っており、警察は厳しい姿勢で臨むという。

 大阪市消防局の集計によると、同市内の15日までの巻き添え負傷者は34人で自殺者19人の2倍近くに上った。全国でも救出に入った家族や近隣住人が死傷するケースが後を絶たない。

 警察庁は硫化水素自殺に歯止めをかけるため、自殺者でも立件する方針を打ち出した。愛知県警は、屋外トイレで自殺を図ったが未遂に終わり、第三者に中毒症状を負わせた大学生を傷害容疑で逮捕。千葉県では、ホテルで自殺を図った男女を威力業務妨害容疑で逮捕し、佐賀県では5歳の息子と心中を図ろうとした母親が殺人未遂容疑で逮捕されている。


この警察の対応は評価できます。
マンションなどの集合住宅に住んでいて、こんなことされた日には。
H2Sは腐卵臭の匂いといわれていますが、腐った卵の匂いをかいだ人もあまりいないと思いますが。ゆで卵の出来立てをきった直後の匂いだそうです。

硫黄分の多い温泉のH2Sの濃度で5ppmだそうで、人の神経を刺激して死に至る危険までとなると500ppmが必要。
いわゆる匂いがしているうちが華ということらしいです。

温泉が湧いてもいない所で温泉の匂いがしたら110番ってなことに、なるのでしょうか。

イギリスでは、1961年まで自殺は犯罪行為。