不謹慎ですが、「あると思います」。

振り込み詐欺の電話を受けて、それが息子あるいは娘だと思い込んだけれども、「自分で何とかしろ」と言って電話を切った方。

いるのでは、ないでしょうか。

自分の子供や孫が、犯罪がらみ(痴漢、業務上横領、交通事故)のお金に困っているままと思い込んでしまったまま。

しかも数日後あるいは数ヵ月後、二人は会う。

長い沈黙のあと


父親「例の件は、どうなった」

子供「あー、なんとか切り抜けた」

子供「?どうして知ってんの」

父親「自分で電話してきたくせに」

子供「そうだっけ」

父親「そんなんだから、お前はだめなんだ」

子供「はいはい」

父親「なんとかなったのなら、それでよし」

  「人生にはイロイロあるから」

子供「?あー。」

母親「なんのこと」

父親「いやなんでもないんだ、なっ子供」

子供「?んっ、うん」

母親「あらやだ」

全員 (爆笑)


翌日

父親は、変わったと聞いてる子供の携帯に電話する。

父親「なんとか切り抜けたといっていたが、どうも気になってな」
  「どこからか借りたのか」

子役「???......」

  「あー、やばいとこから」

父親「やっぱりな、だからお前はだめなんだ。金を送るからすぐ返しに行 け」

子役「はいはい」



なんとなく、コントにありそうだけど実際にもありそう。

いや、あると思います。

バカ親にならぬよう、気をつけましょう。