chicken dinner

何の話か分かる人だけ分かればいいのだが。
興味深い確立変数のお話が紹介されていた。

テレビショーで3つの箱から1つ選んで、あなたはそれをもらうことが出来る。
3つの箱A B Cには、1つがメルセデス、残りの2つには、ヤギが入っている。

そして、あなたはAを選んだ。

司会者は、「では、あなたが選ばなかったBをあけてみましょう」

あけてみると、そこにはヤギが。

そこで司会者は、ここでもう一度伺いますが「本当にAでいいですか、今なら変えてもいいですよ」という。

このとき、変えたほうがいいかどうかということ。


答え 変えたほうがいい。変えたときメルセデスの当たる確立は67%。


解説 一番近い例題がありましたので引用させていただきました。

 二つのコインをコップに入れてシャッフルして机の上におく.このとき表裏の組合せを当てるゲームをする.いま一方は表であることがわかったとして,もう一方も表である確率を求めよ.また,もう一方が裏である確率を求めよ.その結果どちらに賭けるほうが有利か.コインは区別し,それぞれの裏表の出方は同様に確からしいとする.
表をH,裏をTとして全事象Ω={(H,H),(H,T),(T,H),(T,T)}で,4つの根元事象の生起確率はすべて等しい.そこで
E:少なくとも一方が表である事象
F:両方とも表である事象
このとき,

E={(H,H),(H,T),(T,H)} かつ F={(H,H)}
より,P(E∩F)=P(F)=1/4 かつ P(E)=3/4 ゆえに
P(F|E)=P(E∩F)/P(E)=1/3
また,もう一方が裏である事象をGとすると,G={(H,T),(T,H)}であるのでP(E∩G)=P(G)=2/4 より
P(G|E)=P(E∩G)/P(E)=2/3
したがって,もう一方が裏であるほうに賭けた場合が2倍有利である.

このことを覚えておいたほうがいいですよ。
これは、こから起こりうる自分のことではなくて近い未来に誰かから聞かれたときの為に。

ちなみに引用した例題が適切かどうかは、責任持てません。
たぶんこれと思うけど。