弱腰?
街頭インタビューでよく聞く、あるいはそれしか報道しないのか。
この「弱腰外交」という言葉。
どうも日本のマスコミは、一方向しか報道しないというか、そんな流れを作りたがるのか
あるいは、それによって数字が取れるのか。
違う意見を探したがるのも、また集団心理がなせる業だったりして。
NEWS-LOGから
山口一臣氏の記事。
竹島問題 李明博大統領は「飛んで火に入る夏の虫」だ!(山口一臣) | NO BORDER - ノーボーダー | 境界なき記者団
今回の尖閣諸島の場合
「国際法上、他国の領海内でも船舶の航行は許されており、上陸前に下手に妨害したら『上陸する気はなかったのに、不当に弾圧された』と宣伝される可能性があった。その(上陸)後の手続きは、日本の国内法に基づいて処理したことが重要。先例に照らしても、強制退去で問題ない」海保、警察、入管の連携プレーの勝利だった。なにより重要なのは、日本の司法警察員があの島で日本の法律を執行した実績をつくったことだ。逮捕された活動家も無抵抗で従ったというから、彼らも日本の法支配を認めたことになる。それは尖閣諸島が日本の主権の範囲内にあるという証拠に他ならない。法の執行により、この島が日本の領土であることが明確になり、日本の実効支配がより強固になったといってもいい。
一方、竹島はこれとはまったく事情が違う。残念ながら実効支配しているのは韓国側だ。軍事力による領土の変更が難しくなった現代では実効支配している側が断然、有利だ。だが、今回の李明博大統領の行動は、自らそんな有利な立場を棄損した。実効支配している側にとっては「ことを荒立てない」ほうが得策なのだ。あえてそれを破ったのは、頭が悪いのか、政権末期で政治的によほど追い込まれているのかのどちらかだ。従軍慰安婦問題で進展がないから、という言い分が国際社会で通用するとは思えない。野党から批判されたが、森本敏防衛相が「韓国の内政問題に過ぎない」と喝破したのはその通りだ。
これは日本にとってはチャンスである。まさに「飛んで火に入る夏の虫」だ。
李大統領を外交的に徹底して干しあげるのだ。具体的には、李大統領が政権にある間、いっさい相手にしないことだ。駐韓日本大使はすでに引き上げている。これに加えて政府レベルの会合もすべてやめる。「対抗措置」として検討されている通貨交換(スワップ)協定の見直しも躊躇しない。韓国は今秋の国連総会で改選される安全保障理事会非常任理事国に名乗りを挙げているが、当然、不支持だ。李大統領の任期はどうせあと半年なので、日本にとっては痛くもない。
この記事を読むと政府は何やってんだ、から
ちゃんとやってるジャンに思えてくるよね。
毅然とした態度というのは、こういうことなのかも。
ただ、報道や世論調査でつっこまれるとどうしても自信なさげに見えてしまう政治家の顔というか
長年の蓄積で、本人たちも毅然とした態度というものを忘れてしまったのか。
外国に対してもそうだけど、国民に対しても毅然とした態度を見せて欲しいものです。
寝よ寝よ。暑いときは、いつでも寝れるときに寝とかなきゃ。