善人は、なぜまわりの人を不幸にするのか 2
昨夜は事務長となんとも楽しいお酒。
前日よりつづく。
トラブルになり弱者から相談をうけると、せっせと動き回り
その善意を見せ付ける。
いや、見せ付けているように見える。
今回は、女性で金額も驚くほどの高額。
おそらく提訴して勝訴したとしても、裁判費用も取り返せないだろう。
独身時代からコツコツと貯めてきたはずの虎の子で夫にも内緒であるという。
確かに丙は、この仲立ちをして利益を得ていないことを強調するが、
それが善意とイコールであることとはならない。
傍から見ると、災いを撒き散らしているとしか見えないのである。
こんな展開になるとは、思わなかったと弁解するだろうけど
本当にそうだろうか。
自分を介しての友人なのであれば、端から「やめなさい」と言うべきではなかろうか。
おそらく何度もその機会はあったはずで。
丙は善人を自負するが、まったくの悪意である。
そんな丙の話を聞いて、こうするしかないよなんて言っている自分に
吐き気がした。
帰りしな、「○○○くん、子供をはねちゃったらしいよ」なんて言う丙。
それを私に知らせて、誰が楽しい思いをするの?
しかも事実と異なる話だし。