一般の人が誤解している消費者金融
まー、この年齢になって家族に迷惑をかけることもなくなってきたので、飲食店で仲が良くなった方には、自分の仕事を明かすのですが、かなりの部分で誤解されているところが多い。
例えば
1. 金融会社が小さいほど、督促がきびしいくヤクザまがいの口調である。
というのは、間違い。
正解
大手は、遅延すると必ず催促の電話がかかってきたり、通知が着たりします。これは、仕事の分担がはっきりしているので、忘れてかけてこないということはまずありません。そういう意味合いでは、厳しいと感じるかたもいるでしょう。
中堅ではどうかというと、ここが一番厳しいといえるでしょう。なんせ大手に借入れがあることを知りつつ融資しているわけですから、それだけ他社債務があることが明らかだからです。社員も体育会系の方がおおいのか、誤解を受けやすいのかも。
そして小規模業者はというと、まあ他に借入れがあるわけでもなく、時間をかけて対面与信しているので、お客様のことをよく知っているというか。なもので、10日以上平気で待ってあげたりいたします。理由がしっかりしていればですが。大声をあげたり、しつこい督促というようなことは
まず、考えられません。
余談
私の顔をみて、その方が「取立てしてあげようか」などと平気でいいます。私が甘ちゃんナ顔に見えてのことなのかどうか知りませんが、このときばかりは、あきれてしまいますが。小規模業者の長期延滞者や貸倒債権は、全て弁護士介入のものだけですからー。
2. 小さな金融会社の社長は、ギラギラの貴金属を身につけていて、黒塗りのベンツに乗っていたりする。
というのは、間違い。
正解
会合などで他社の社長さんたちと会ったりいたしますが、いたって普通のおじさんたちでございます。しかも低姿勢。あまりにも、トッピなところがないので、驚くくらいです。ブランドもののセカンドバックなんかをもっていたりすると「いかにも、○○みたいだからやめなよ」とたしなめられます。
余談
よく不動産屋のかたに、そんな商売やめなよ。世間からよく思われていない商売つづけるより、お宅なら不動産屋で食っていけるよ。ってなことを言われますが、私は不動産屋という商売が世の中で一番アコギな商売だと確信しています。
今日はここまで。