契約代行

知合いのKさんが、とあるお医者様にお金を融資するので
正式な書面の作成を頼まれて作成することに。
資金額2000万円、年利15%。
どういうわけか、金利を先取りという形に双方こだわっていて譲らない。
1年後の一括返済。
公正証書を作成するので、先取りではとても面倒な書式になってしまう。
単純に300万円先取りしてしまうと、利限法を超えてしまうので公正証書を作って
もらえなくなってしまう。
当人同士は、かまわないというがそうは行かない。
それじゃ個人的な貸借にすればというが、今度はお医者様の方が高齢なので
公正証書を作らないと、相手に申し訳ないと。
要は、お二人ともお忙しくて公証役場に行ってられないらしい。
そこで、金銭消費貸借の借用書は通常のものを使用し、公証役場では債務弁済の
証書を作成することに。
詳しく内容を書くわけには、行きませんがそのほうが印紙代20000円が200円で済みます。
お二人ともかなりのお金持ちなのにわけありなんでしょうね。
ちなみに書士はこのときどのくらい報酬もらうのかな。