デューラー
この人の絵は、好きではないのだけど
この人の絵を見るたびに、高校時代の菊池くんを思い出す。
あれっ、以前書いたかな。
高校一年のころ、学校帰りに彼のアトリエ?(まーたまり場なのだけど)に
寄るのが日課だったことがある。
100円のプラモデルも彼に作らせると、3000円以上の価値に見えてしまうんだな。
16歳にしてもはや職人の域までいっていたような。
そんな彼の部屋の片隅にスケッチブックが積んであるのだけど、
機嫌が良い時に(16歳にしてかなりの偏屈)見せてもらえることに。
当時自分も少しは絵が描けるなんて思っていたのだけど、かれの
スケッチブックの中身を見たらぶっ飛んだ。
まさにここまで描いていたのよ。
上は、デューラーの作品だけど。
タマゲタね。
なのでそのページが風景画になった時、0.3ミリのペンシルで描かれた
町並みは、病気だなと思ってしまったくらい。
病気だったのかもしれないって、今でも思っていたりしますが。
この人もまた、病んでいたのだなと思っていますが。