今だから言える

今朝、会社の向かいのマンションに住んでる元すし店の夫婦に声をかけられた。
真新しい制服を着た幼稚園児を連れていた。
もう幼稚園に通うようになったなんて、なんと月日の経つのが早いこと。

思い起こせば、先日就職した方もおっさんもギャボさんも梅ちゃんも、みんなこのすし店で知り合った。

店を無くして、着の身着のままで出て行かなければならなくなったときここの奥さんは臨月だった。
おそらく味方は、うちの嫁だけだったのだろう。
ことあるごとに、嫁はその奥さんを気遣った。
確かお宮参りに始まり、誕生祝いは現在まで継続している。

「親の都合がどうであれ子供に不憫をかけてはいけない」というのが、嫁の持論。あの夫婦と付き合いがあることが知られるとみんなに怪訝そうに思われるのに、よくもまあ貫き通したもんです。

たいした嫁です。
この子が幸せになりますように。