昭和の風
蒲田で商売をしていた知人から(現在は埼玉県)
「今日、商工中金に支払わにゃあならないんだけど店舗まで行ってられないんだ。」
「振込みは受け付けてないと窓口で言われたんだけど、行かにゃあだめかね。」
というものですから
電話して聞いてみますと
振込も可能ですが、Faxにて振込方法と金額をお知らせしてからになりますと。
しかも、本日でしたら午前中に必ず手続きを完了させてくださいと。
しかも、銀行窓口のみの対応になっていますと。
会社のFaxが届くも、なんと二枚も排出。
一枚は、通信内容の概要(どのような書類か何枚か等)
もう一枚は、振込用紙の記入の仕方。
あれ、どこにも金額がない。
そう、Faxが届いて直ぐ知人の携帯がなる。
金額が教えられ、くれぐれも午前中に処理完了をと念をむ押されたらしい。
その記入方法も、私がみてもよくわからないというか
普通の銀行の振込用紙には、まったく則していないのです。
これでは、説明文が送られてきたほうが余計に混乱しますわな。
銀行の窓口でも半ばあてづっぽうに書いたようで、不安なままかえってきました。
そして二日後、計算書なるものが届いたと見せてくれた。
領収書ではなく、計算書です。
さて、間違いなく返済金は入金されたのでしょうか?
届いた二枚の計算書。
一般の方にわかるでしょうか。
では問題です。
この知人はいったい、いつ、いくら借りて、いくら手元に受け取って、実質年率は何パーセントで約定日は何日で、次回はいつ、いくら支払えばいいでしょう。
商工中金には、過去に行った事がありますがこの計算書同様に昭和40年代のにおいがします。金融機関とは言いがたく、市役所の健康保険課のような感じかな。
一人に対応している時間がとてつもなく長く、非効率きわまりないような。
親方日の丸という言葉がぴったり。
ただ、仕事があまりにも・・そうで、仕事嫌いな女子ならぴったり見たいな。
民営化もストップしたままというが、こんな会社いらないような。