共感

毎度みてる藤田晋氏のブログ。
とても共感できるというか、気付かされたというか。


こんな時期になんですが、
選挙の話ではありません。

最近、社内で事業計画的な説明を

受けている時に、立て続けに
似たような点で注意を促しました。

それは、説明(プレゼン)の冒頭で、

「現状の課題」

「競合の問題点」

などを挙げて、それらをひとつひとつ
解決させていくような話を聞いたときです。

事業は、これまでの課題や、
競合の問題を全部解決すれば
めでたく成功するほど簡単ではありません。

まず目指すべき姿(ビジョン)があって、

それを達成するために、

針に糸を通すような戦略と実行力が

必要です。

それでも、課題を挙げたり問題点を
指摘する人が多いのは、
それが一番簡単で、もっともらしく、

皆の同意を得やすいからかも知れません。
しかし、それと事業が成功するのは
全く別の話です。
その場では自他共に手ごたえが得やすい
ですが、長い目で見れば責任感が

足りない外野の仕事かもしれません。

今回の総選挙で出揃った各党の公約を
見ても、どこか虚しいのは、

普段は批判ばかりしている野党が
与党につけば、政権担当能力がある
訳ではないということに気づいたから
だと思います。

実際に事業を責任を持って遂行している

我々はいつも責任与党です
(責任与党という言葉は死語らしいですが)

批判や評論をする側にまわりたくなる
甘い誘惑に負けず


針に糸を通すような厳しい事業環境を、

ありとあらゆる経営資源を使って、

知恵と努力で突破していかなくてはなりません。

夜分に説教臭いブログ、失礼しました。m(_ _ )m

藤田晋のブログより

前回の選挙で、民主党のマニュフェストがとても魅力的で新鮮に感じた
方たちは数多くいたはず。しかしその公約のほとんどが実行されずじまいで。
結局は、いいことを掲げて政権与党となっても実行される確立は低いのだと
知ってしまった。

「やるぞ」といって支持を得ても、できないとなると、小さな政党なら
なおさら無理じゃあないのと思ってしまう。

どうしたらいいのでしょうね。

政治家を試験で選抜して、官僚を選挙で選べばよかったりして。



やはり、アメリカの州になるのが一番いいのではと真剣に考えるのでした。