いまこそ 椎名悦三郎

前回のTVタックルで「ハマコー語録」のような、シーンがあったのだけど

その中で、「アメリカじゃあ無くてアメリカ様です」といって

大笑いしていたコメンテーターを思い出したのだけど。

この「アメリカ様」という言葉には、ちょっとしたエピソードがあったのだね。

椎名悦三郎外相の国会での変幻自在な「おとぼけ答弁」は世間の注目を集めた。過去の日韓関係について「深く反省する」と述べたことに社会党の戸叶里子議員が「どういう意味か」と質問した。椎名は「しみじみと反省しているという意味でございます」と答弁して議場は爆笑につつまれた。日米安保条約については「アメリカは日本の番犬であります」と答弁し、野党議員が「大臣、そんなことを言っていいのか」とたしなめると再答弁して「番犬さまでございます」と言ってのけた。

川島派を継承、自民党副総裁に 「飄逸とした仕事師」椎名悦三郎(5) :日本経済新聞

昭和30年の終わりから、40年代にかけて現在と同様な(今よりも危機的)対中、対韓関係問題が

あった様だけど、みごと乗り切っていた。

これは、椎名悦三郎氏の活躍の賜物なのではないの。

同盟国アメリカとの付き合い方、韓国とのスタンス。

上手。

今の日本に、中国と韓国に行って

なだめられる政治家いるのだろうか。