痴話

今回ほど実家にいくのに足が重いのは。
土地の譲渡の話は、権利のない叔父様、叔母様
達の間でもめにもめ。
たいして利益がでないのに、譲渡先が気にくわないやら、お金が欲しいとか。

釧路から二人の叔父様の住む根室まで車で
2時間。
約束の時間前に片方の叔父様の家へ行き
根回し。
そして強敵の叔父様の家へ。

私の祖父の代までさかのぼり、話が余計に
グチャグチャに。
年をとるとこんなにガンコになるものなのか。
そんな血を私もひいてると思うとぞっとする。

結局、身内でもめるのは悲しいので
とうぶんこのままの状態で貸しておくことに。

2時間の会議は無事終了。

翌日、母親と姉達に報告。

すると母親から面白い話が。
実家の裏の山の奥に沢山のタモの木があると。
祖父が大昔に植樹したものらしい。

まだ叔父様方には教えていないが、これが
譲渡しない理由になるじゃない。
売ってどうのこうのと皮算用するより
あるという事実が叔父たちを黙らせる材料になる。

祖父は未来に子供達がもめないようにと
木を植えていたとしたら、
なんと素敵なことでしょう。

次にもめたら、切り札に使いましょう。

来年は、嫁が登山の装いでタモの木を
見にいくらしいです。