とれじゃー

いきなりお客様から、10数枚のFAXが。

なんとも、いまどきFAXで送ってこないでよ。

最後の一枚が終わるとともに、電話が鳴る。

内容は、私と母と兄弟あてに訴状が届いたと。

読んでみると、お爺さんが所有者となっていた土地があり

そのお爺さんが亡くなって、しかもその相続人である長男も亡くなったのに

70年ちかく名義変更がなされていないから

一度叔母さんの名義にして、その後部落の名義にかえるにあたって

(お爺さんの時代の部落での取り決め)

20人を越える相続人に対して、訴訟を起こしたというのです。

まあ、お金を請求されているわけでもなく

弁護士が4名ついているので、その誰かに電話して

地裁に行かないと私になんか不利益が生じますかと

ストレートに聞きなさいといってみたのですが。

まあ、関西の地裁なのですが

その、地番で調べてみますと(山林)

なんと

大昔から、日本でも有数の鉱山でして。

信長、秀吉、家康と幕府が直轄していたそうです。

今は、閉山になってはおりますが

こんな時期にあわてて部落名義にするなんて

ひょっとして、新たに鉱山資源が見つかったとか

はたまた、この三将軍の秘密のお宝がでそうだったりして。

土地的には、閉山後にゴルフ場が造られ

回りはかなり広範囲にわたって別荘地となっているのですが。

ただ、お客様はそんなものいらないと

きっぱり。