ISD!
TPPに参加すると、もれなくついてくるISD条項。
これは、なんとも投資社会なアメリカ的で暴力団のような感じを
受けるのは、私だけ。
このTPPが10年前からあったとしたら.....
貸金業法の改正前だったとするなら....
○○コンシューマーなんかは、過払い金ドンドン支払って
その後に国際投資紛争解決センターに日本国を提訴して、支払った分に損害金
ブラスして勝ち取ってしまっていただろうに。
そしたら日本の銀行が傘下に持ってる金融会社全部、アメリカの投資銀行に
売却していただろうな。
○富士も堂々と投資会社と渡り合えたものを。
変な話だけど、過払い金がめぐりめぐって国民の税金で支払われる
そんな羽目に。
日本の法律って何ってなことになりかねなかった。
しかし、このようなことがほんとにこれから先に起きないのかといえば
必ずしもNOとはいえないような。
昨夜のTVタックルをみていて思ったのだが、たとえば公共事業。
住民が反対運動などをしているダム工事などを、破格の金額でアメリカ企業が落札。
住民側が反対派の町長を押して当選。
ダム工事は中止。
ここでISD条項の登場。
違約金は支払い済みとしても、こうむった損害全てを提訴。
結局その落札金額で完成できたのかもわからないまま、われわれの税金から
損害金を支払わなくてはならない羽目に。
考えすぎでしょうか。
けどアメリカのやりかたって、ドライで
ヤクザよりひどいような。
一度入ってしまったら、ラチェットレンチのように片側にしか
まわしてくれない、あーなんともおそろしや。
考えすぎでしょうか。
昨夜も国内法で対抗するみたいなこと言っていたが
条約は国内法に優先すんだって。