||||||||||何者|||||||||

午後4時、週に1回はどこぞの営業マンが顔を出す。

特に5月ごろが一番多いのだが。

本日来たのは、よーく電話が掛かってくるJ-○○○株式会社。

さすがに何回も電話で断っていて、いきなり来られて名刺を出されると

あれ、大きな会社だったっけというような錯覚に。

いけないいけない。

「買取」だとか「いや仲介」などという言葉を連呼する。

サービサーの資格は持っていない会社だという。

そして今日は、この沿線の業者さんを全て回るという。


いろいろと考えてみると、よくよく胡散臭い。

例えば、中小の業者から合わせて10億(額面)の債権を買い取る。

原資が1億ぐらいあれば、いいだろうか。

買い取り先は、法人登記済み。

半年後ぐらいに、その法人を民事再生させる。

もちろんその法人の債権者は、所謂イチミ。

約半年で民事再生が終了し買い取った債権は、民事再生債権となる。

この債権は、もはや債務(わかるよね)が一切含まれない債権(正常債権)となる。




けっこう面構えのいい若者2人だったのだけど、考えすぎかなー。

帰りしな、「この沿線の業者の爺様たちは、一筋縄ではいかないよー」

と言っておきましたよ。