個人投資家1000人に聞く「2010年上半期の大損株・大儲け株」速報!
7月6日(火)17時18分配信 ネットマネー

『ネットマネー』恒例、個人投資家1000人アンケート結果が発表された。
質問はズバリ、2010年上半期、「いちばん損した株は?」「いちばん儲かった株は
?」。

まず、「いちばん損した株」ワースト20は以下の通り。

【損した株ベスト20】
順位 銘柄名(市場・コード)
1位  NTT(東1・9432)
2位  三菱UFJ FG(東1・8306)
3位  吉野家HD(東1・9861)
4位  USEN(HC・4842)
5位  みずほFG(東1・8411)
6位  トヨタ自動車(東1・7203)
7位  野村HD(東1・8604)
8位  NEC(東1・6701)
9位  武富士(東1・8564)
10位 ヘリオステクノHD(JQ・6927)
11位 三井住友FG(東1・8316)
12位 双日(東1・2768)
13位 アトム(東2・7412)
14位 ANA(東1・9202)
15位 ビックカメラ(東1・3048)
16位 コロワイド(東1・7616)
17位 NISグループ(東1・8571)
18位 昭和シェル石油(東1・5002)
19位 三洋電機(東1・6764)
20位 新日本製鉄(東1・5401)

 トップは永遠の塩漬け株(?)、NTT。短期的にいい時もあるが、特に長期ホル
ダーには痛い銘柄なのだろう。
そろそろ底打ち……と思ったか、銀行株や自動車株を仕込んでいた投資家も多かった
ようだ。市場に連動する証券株や、規制による消費者金融の下落も目立つ。口蹄疫
題の影響か、悪い意味で底堅い吉野家HDや経営悪化が止まらないUSENもワーストに挙
がった。

そして、「いちばん儲かった株」ベスト20は……?

【儲かった株ベスト20】
順位 銘柄名(市場・コード)
1位  ゼンショー(東1・7550)
2位  日本マクドナルドHD(JQ・2702)
3位  三菱商事(東1・8058)
4位  イオン(東1・8267)
5位  ドクターシーラボ(東1・4924)
6位  第一生命保険(東1・8750)
7位  サイゼリヤ(東1・7581)
8位  ディーエヌエー(東1・2432)
9位  ソニー(東1・6758)
10位 日産自動車(東1・7201)
11位 コシダカ(JQ・2157)
12位 寿スピリッツ(JQ・2222)
13位 エム・エイチ・グループ(JQ・9439)
14位 アサヒビール(東1・2502)
15位 オリエンタルランド(東1・4661)
16位 東芝(東1・6502)
17位 ホンダ(東1・7267)
18位 壱番屋(東1・7630)
19位 小松製作所(東1・6301)
20位 キヤノン(東1・7751)

このところ下げがきつかったせいか、編集部では「個人投資家みんなが儲けた株って
どのあたり……?」と首をかしげていたが、結果を見て納得、チャートを見て大納得
! 
上位2強のゼンショーマクドナルドHD、7位のサイゼリヤなどからもわかるよう
に、キーワードは「内需・デフレ時代の勝ち組」だった(フタを開けてみれば地味す
ぎて「な〜んだ」という感じが、しなくもないが……)。
 今をときめくディー・エヌ・エーや4月上場の第一生命、自動車の中では唯一、日
産自動車だけがトップ10入り。どんな時期でも勝てる銘柄は存在するものだ。

この中で、儲かった株の3位の三菱商事について

資源で利益の7割稼ぐ

 業界を代表する三菱商事三井物産の稼ぎっぷりはすさまじい。三菱商事のドル箱は原料炭で、資源メジャーBHPビリトンと豪州で世界最大規模の開発・生産を手掛けている。前期も原料炭事業だけで1100億円の純益を計上し、今期の金属資源部門純益は2000億円近くに達する見込みだ。

原料炭は、石炭の中のエリート。
コークスにすると、1600度の高温を発生させることができる。
なので製鉄するのには、欠かせないのですが。
今じゃ日本では、取れないし。

そーいえば、川口はキューポラのある街なんていわれていたけど。
このキューポラというのが、鉄とコークスを燃焼させる炉のことなのですが
それが、小さな町工場の屋根から顔を出して燃やしてる姿って。
けっして、風情のあるものではないような。
いつ火花が飛び散り、近所が火事になりそうな危険が。