なり手は見つかるのか

民生委員は、その市町村の区域内で、担当の区域又は事項を定めて行われるが、その職務は

住民の生活状態を必要に応じて適切に把握しておくこと
援助を必要とする者がその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるように生活に関する相談に応じ、助言その他の援助を行うこと
援助を必要とする者が福祉サービスを適切に利用するために必要な情報の提供その他の援助を行うこと
社会福祉を目的とする事業を経営する者又は社会福祉に関する活動を行う者と密接に連携し、その事業又は活動を支援すること
福祉事務所その他の関係行政機関の業務に協力すること
などである(民生委員法第14条第1項)。

また、民生委員は児童福祉法(第16条第2項)に基づき児童委員を兼ねるとされている。児童委員は、地域の児童および妊産婦の健康状態、生活状態を把握して、それらの者が必要な援助を受けられるようにしたり、それらの者に対する福祉サービスを行なう者との連絡調整を行なうことを職務とする(児童福祉法第17条第1項)。 更に主任児童委員に指名される(児童福祉法第16条第3項)と、児童委員の連絡調整などにも当たる(児童福祉法第17条第2項)。

当方の自治会から2期6年勤めた(無給)民生委員の方が2人やめられたのですが。

そのあとのなり手が、なかなか見つからないのです。

職務について、大変だからイヤだというわけではなく、あとからの苦情やトラブルが

足かせになっているようで。

個人情報の保護だったり、見境なく家政婦と勘違いされたりとか。

確かに、幼児虐待だったり、高齢者の安否確認などを考えると、やっぱりねー。

全国の自治会の数もどんどん減っているし、マンションなども入会しないケースが

増えてるし。

地域の付き合いがなくなると、良い噂も悪い噂も立たなくなるような。

井戸端会議のネタさえなくなってしまうのかな。

そんな話をしながら、6時から2時間かけて自治会費と日赤社資と緑の募金の

集計をしていたのでした。