Shame


1月31日は、自治会の忘年会。

開始時間 12.00時

集合場所 町内のバス停

参加人数 35人


わたくし、前日の家族ゴルフ-娘+池ちゃんのあとの飲み会で

帰宅したのが1時半。

10時に起床するも、まったくお酒抜けず。

外に出たり、お風呂に浸かったりしたがまったくダメ。

というより、湯船に浸かったらよけい頭までもぼーっ。

ぼーっとしているときに、副会長から電話。

「★◎ШЯ#й........................................

 ◎ШЯ#й..........................................

 ..................ШЯ#й............挨拶御願いします」

「??」

「はいわかりました」


電話の内容も、よくわからず。


11時半に待ち合わせ場所へ。

もうみなさんお迎えのバスに乗っていらっしゃいます。

「おはようございます」といいながら

最前列の次の座席へ。


後ろのほうから「会計さんごくろうさま」

私もうしろを向いて「おつかれさまですー」


振り返ってから、少し自分だけ雰囲気というか、違う空気が流れているというか。

そんな気まずい空気を感じたのでした。

再度振り返って、全体の座席を見ますと



なんと




なんと





男性は、殆どの方がスーツ。

女性は、着物の方もチラホラ。





ガーンッ

わたくし、コーデュロイのパンツにシャツにカーディガン。









エッー





おそらく、朝の副会長からの電話は、

「来賓として、前衆議院議員やら県議やら市議などが来るから

挨拶の後、乾杯の音頭を取ってくれ」

というような、内容だったようなと、その時思い出したのでした。









しかーし



不幸は、それだけではなかったのです。







続きは、また明日。









とっ、思いましたが。
今日で全ての記憶を飛ばしてけじめをつけるために。







バスが到着したのは、年末に忘年会をした記憶がある

少し、寂しい場所にある洋食屋さんに毛が生えたようなところだったのですが。

なんと、その洋食屋さんの奥には

何室か、広ーい宴会場のようなものがあるではありませんか。

入ってみますと、舞台までありカラオケセットまで。

30畳はあったでしょうか。







そしてその座敷に入るなり副会長が

「会計から準備金持って来たよね」


「あっ、はい」

殆ど会費で済むのですが、万が一のためのお金です。






しかーし




手提げバックをいくら探しても、お金を入れていた封筒が見つかりません。






あっー





本当に家を出る寸前に、いつものショルダーは会計帳簿やらが入っていて


「こんなん重いからちっちゃいのでいいや」


ということで、バックを変えてきてしまったのでした。





ガッーン




ということは、お祝い金を包んできた熨斗袋も無い。




せめてと思い財布をみたら




2万円ピッタリしか入ってないし。




事情を副会長に説明し、副会長に立て替えていただきました。



頭の中では「冷静になれ、冷静に」と繰り返しているのですが。



乾杯の音頭の前の挨拶でなんと言ったかも覚えておらず、



頭が、真っ白に。



その後ビールを少し舐めたら、スッーと落ち着いてきたのです。



しかし、ひとたび宴会が始まり、熱燗を注がれて一口飲んでしまったら



またしても、頭が.........ボッー。



そして、頭の中にはどういうわけか



「会費を使い込んでると思われるー」


「どーしよーも無いヤツだ」


みたいな罪悪感が。



そしてその感覚は、宴が終わるまで続いたのでした。




翌日、副会長の家に朝8時にお伺いして立て替えていただいたお金と

お祝い金を持っていったのは、いうまでもありません。






あー、段取り八割。